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中国監視船が尖閣沖離れる 台風が影響か

2012年9月26日 16:25

 沖縄・尖閣諸島沖にとどまっていた中国の監視船は、周辺海域を離れた。海上保安庁は、台風の接近が影響しているものとみている。

 海上保安庁によると、尖閣諸島沖に展開していた中国の監視船は26日未明までに、日本が監視をしている海域を離れて中国の方向へと向かい、見えなくなった。台風17号の接近により、尖閣諸島の周辺海域はうねりを伴ってしけ始めており、海上保安庁はこの影響で海域を離れたものとみている。海上保安庁の巡視船も、多くが沖縄県の那覇や石垣島の港に戻っている。

 尖閣諸島沖では、18日から海上保安庁の巡視船と中国の監視船がにらみ合いを続けていた。