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自民総裁選、国会議員票めぐり激しい争奪戦

2012年9月26日 1:54
自民総裁選、国会議員票めぐり激しい争奪戦

 自民党総裁選挙は26日、投開票が行われる。国会議員票をめぐって、各陣営は水面下で激しい争奪戦を繰り広げており、誰が新しい総裁に選ばれるか予断を許さない状況となっている。

 東京・新宿では25日午後5時頃、体調不良の町村信孝氏を除く4人の候補が、選挙戦最後の街頭演説を行った。

 安倍晋三氏「皆さん、日本には限りない可能性があります。今こそ政治のリーダーシップで、必ず必ず、日本は輝ける、新しい朝を迎えることができます」

 石破茂氏「国民から信頼され、共感される自民党。それをつくり直すことだけが、日本国を救う唯一の道である。最後まで全力で闘うことを申し上げ、石破茂、最後のご挨拶といたします」

 石原伸晃氏「今一度、日本を世界の中で『ジャパン アズ ナンバーワン』と言われる国にしていこうではございませんか。私、石原伸晃にお力を!」

 林芳正氏「船長だけが今、間違っている。この林芳正を船長にしていただいて、再び日本を大きな大きな大海原に、航海に出させていただきたい」

 これまでの情勢では、1回目の投票では誰も過半数には届かず、1位と2位の決選投票となる見通し。5人の候補のうち、石破氏が地方票で優位に立っているとみられる他、決選投票に残る2位の座をめぐって、安倍氏と石原氏が熾烈(しれつ)な闘いを続けている。

 新総裁は26日午後2時半頃、選出される見通し。