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中韓外相、「領土問題で日本に圧力」で合意

2012年9月25日 14:25

 国連総会に出席するため、アメリカ・ニューヨークを訪れている中国と韓国の外交トップが24日に会談を行い、「領土問題」に関する日本への対応で協力していくことで一致した。

 ニューヨークの国連本部で会談を行った中国・楊潔チ外相と韓国・金星煥外交通商相は、北東アジア地域において「関連国の正しい歴史認識が重要だ」と強調、日本に対して協力して圧力をかけていく方針で合意した。

 金外交通商相「(領土問題は)歴史と関連した問題なので、正しい歴史を(国連総会の場で)知らせなければならないのではないか、そのような面で意見が同じでした」

 野田首相は、26日に国連総会で一般討論演説を行い、沖縄・尖閣諸島や竹島などに関連して、個別の名前に言及せずに日本の立場を説明する考え。一方、その後に演説を控える韓国と中国は、日本の出方を見極めた上で演説内容を決めていくことを明らかにした。

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