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町村元官房長官、総裁選の活動継続を表明

2012年9月22日 21:57
町村元官房長官、総裁選の活動継続を表明

 自民党総裁選挙の候補者4人は22日、東北3県で遊説し、東日本大震災からの復興に向けた意気込みを訴えた。一方、体調を崩して入院していた町村元官房長官は、引き続き総裁選を戦うことを表明した。

 安倍元首相「自民党が政権を取ったら、政治のリーダーシップで東北を力強くよみがえらせることを約束します」

 石破前政調会長「新しい日本の姿を東北から示す。そのために自民党は全力を尽くす責任を負っている」

 石原幹事長「一日も早く、民主党政権にピリオドを打って、新しい日本の政治体制を作って、皆さまに応えないといけない」

 林政調会長代理「1年たったら、2年たったらこうなります、きちっとしたプランを作って、生活再建の見通しを作ってもらう。これを私どもでやらせていただきたい」

 4人の候補は、午前中の岩手県に続き、午後には宮城県と福島県で街頭演説し、被災地の復興に向けた決意を強調した。

 一方、体調を崩して入院している町村元官房長官は22日夜、自民党本部で会見し、引き続き総裁選を戦う考えを表明した。

 町村氏「大変厳しい状況の中、同志の皆さん方が『最後まで一緒に頑張ろう』と。私は最後までこの選挙戦を戦う決意をした」

 町村氏は、自身の病状について「足の静脈に血栓ができ、心臓や肺に飛んだりするおそれがあるので、しばらく安静が必要だ」と医師から説明を受けたことを明らかにした。まだ足に痛みがあるということで、会見には車椅子で臨み、今後の地方遊説などについても医師団と相談しながら決めるという。