米・スリーマイル島原発が自動停止
79年に原発事故を起こしたアメリカ・ペンシルベニア州のスリーマイル島原発で20日、原子炉が自動停止した。
スリーマイル島原発などによると、20日午後、4つの冷却ポンプのうち1つが作動しなくなったため、原子炉が自動停止した。その際、原子炉から大量の蒸気を放出したが、アメリカの原子力規制委員会(=NRC)は「放射能が含まれていたとしてもごく微量で、人体への影響はない」と発表している。冷却ポンプが作動しなかった原因については、現在、調査が行われている。
スリーマイル島原発は79年に放射能漏れの事故を起こしたが、現在も原子炉1基が稼働している。