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NY株続伸 終値1万3577ドル

2012年9月20日 8:53

 19日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は、アメリカの住宅関連の統計が伸びたことを好感して13ドル余り値を上げて取引を終えた。

 アメリカ経済で常に問題になっているのが高い失業率と住宅関連市場の伸び悩みで、特に住宅関連の産業はすそ野が広いために経済に与える影響が大きいのも特徴。19日に発表された統計で、8月の中古住宅販売件数が前の月から大きく伸びたため、ホームセンター株などが買われる材料となった。

 この日は利益確定の売りに押され、最後は上げ幅を縮める結果となったが、優良株で構成するダウ平均株価は前日比13ドル32セント高い1万3577ドル96セント、ハイテク株中心のナスダック総合指数は前日比4.82ポイント上げ、3182.62で取引を終えている。