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新エネルギー戦略、閣議決定を見送り

2012年9月19日 13:21
新エネルギー戦略、閣議決定を見送り

 政府は19日、将来の原発依存度を「30年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する」とした「革新的エネルギー・環境戦略」について、閣議決定を見送った。

 閣議では、この戦略を参考文書として位置づけ、「不断の検証と見直しを行いながらエネルギー政策を遂行する」ことを決定した。

 「原発ゼロ」については、経済団体や核燃料の再処理施設がある青森県が反発しており、政府は、エネルギー政策について、状況を見て柔軟に対応できるようにしていきたいとしている。