×

尖閣問題、中国国防相「責任は日本にある」

2012年9月18日 23:04

 沖縄・尖閣諸島の問題をめぐり、中国・梁光烈国防相は18日、中国を訪問中のアメリカ・パネッタ国防長官との会談で、「事態をエスカレートさせた責任は、完全に日本側にある」と日本を批判した。これに対し、パネッタ長官は「関係国が平和的に紛争を解決するよう期待する」と述べた。

 また、アメリカ政府が「日米安保条約の範囲に尖閣諸島も含まれる」との見解を示していることについて、梁国防相は断固反対する立場を示した。中国国防省の発表によると、パネッタ長官はこれに対し、「アメリカは領土問題に対し、特定の立場を取らない」と応じたという。