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日本人への暴行相次ぐ 中国・上海

2012年9月14日 8:16

 尖閣諸島の国有化を受けて反日感情が高まる中、中国・上海で日本人に対する暴行が相次いでいる。

 尖閣諸島の国有化を受け、上海でも連日、抗議活動が行われている。日本総領事館には、日本人が路上で中国人から暴行を受けるなどの被害が、11日からの3日間で6件寄せられている。「日本人か」と声をかけられた後、足を数回蹴られて打撲を負ったり、体に突然、麺をかけられたり、眼鏡を割られたりする被害があったという。また、ペットボトルを投げつけられ、「ばか野郎」と罵声を浴びせられたこともあったという。

 在上海日本総領事館は8月以降、注意喚起を続けているが、日本人に対する相次ぐ暴行を受け、あらためて注意を呼びかけている。