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警視庁と都教育庁、いじめ問題での連携確認

2012年9月10日 22:56
警視庁と都教育庁、いじめ問題での連携確認

 いじめなど教育現場で起きる問題に連携して対応していこうと、警視庁と東京都教育庁の連絡会議が10日に開かれ、警視庁がいじめを積極的に捜査していくことを確認した。

 会議の冒頭、警視庁・高橋清孝副総監は「滋賀・大津市で起きた問題以降、警視庁にもいじめの相談が増えていて、連携を強めていきたい」と挨拶した。

 会議では、児童・生徒に対する暴行や恐喝などがあった場合には学校が通報することを徹底し、警視庁も積極的に捜査や補導していくことを確認した。また、いじめや非行の情報を共有するため、「いじめホットライン」などの教育相談機関に警察官のOBを配置することを検討するという。

 警視庁と都の教育庁は今後も定期的に会合を行い、増加するいじめなどの問題に連携して取り組む考え。