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NYダウ、約1か月ぶりの安値に

2012年8月31日 8:17

 30日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、アメリカ国内やヨーロッパの景気の先行きに対する不安から、ダウ平均株価は大きく値を下げて取引を終えた。終値は前日比106ドル77セント安い1万3000ドル71セントで、約1か月ぶりの安値となった。

 ヨーロッパの株式市場では、ユーロ圏諸国の8月の景況感指数が前月より下がったことなどを受けて株価が下落した。ヨーロッパの景気の先行きに対する不安に加え、アメリカ国内でも30日に発表された新規の失業保険申請数が市場の予想を上回るなど、雇用の回復が進んでいないとの懸念が広がり、売りが進んだ。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は、前日比32.48ポイント安の3048.71だった。