北朝鮮“日本人”の遺骨や墓地写真を公開
終戦前後に北朝鮮で死亡した日本人の遺骨の調査を行う民間団体が28日、北朝鮮の首都・平壌に到着した。これにあわせ、北朝鮮側は29日、日本人のものとされる遺骨などの写真を公開した。
北朝鮮に残された日本人の遺骨の調査を行う民間団体のメンバー4人は28日、平壌に到着した。メンバーらは戦前、北朝鮮に住んでいたが、戦後、初めて北朝鮮を訪れた。
メンバーが滞在するホテルでは29日、北朝鮮の社会科学院歴史研究所の所長が日本の記者らと会見し、日本人のものとされる遺骨や墓地の写真を公開した。遺骨とともに、日本式の色彩の焼き物やボタンなども見つかっているという。
一行は29日から8日間、地方都市の清津や咸興などにも行き、日本人のものとされる遺骨の調査や慰霊を行う予定。