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オスプレイ配備めぐり、防衛相が沖縄を訪問

2012年8月29日 21:29
オスプレイ配備めぐり、防衛相が沖縄を訪問

 アメリカ軍普天間基地(沖縄・宜野湾市)への新型輸送機「MV22オスプレイ」の配備をめぐり、森本防衛相が29日、沖縄県を訪れ、仲井真県知事と会談した。

 会談で森本防衛相は、今年4月にモロッコで起きたオスプレイの墜落事故の原因について、機体に問題はないと結論づけた防衛省の分析結果を説明し、配備に理解を求めた。これに対し、仲井真知事は「さらなる安全性の確認が必要だ」として、現時点では容認しづらいとの考えを示した。

 防衛省は今後、日米間でオスプレイ配備後の安全策について、協議する方針。

 また、森本防衛相は29日午後、宜野湾市・佐喜真市長とも会談したが、佐喜真市長は「配備ありきの説明では、反対せざるをえない」として、計画の見直しを求めた。