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NYダウ、33ドル安 ナスダックは続伸

2012年8月28日 8:50

 27日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は利益を確定するための売りが優勢となり、ダウ平均株価は、先週末比33ドル30セント安い1万3124ドル67セントで取引を終えた。

 この日の市場は、先週末に高値をつけたことから、利益を確定するための売りが優勢となった。また、今週末にアメリカの連邦準備制度理事会(=FRB)のバーナンキ議長が金融会合で講演する予定で、市場では、追加の金融緩和があるかどうか、その内容を見極めたいとの思惑が強く、様子見ムードが広がった。

 また、「アップル」は、韓国の「サムスン電子」とスマートフォンなどの特許をめぐるアメリカでの裁判でほぼ全面勝訴したことを受け、株価が一時680ドルを超え、過去最高値を更新した。

 ナスダック総合指数は、好調なアップル株に引っ張られ、先週末比3.40ポイント高の3073.19で取引を終えている。