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シリア首都近郊で200人超の遺体 虐殺か

2012年8月26日 19:36

 激しい戦闘が続くシリアの首都のダマスカス南西部で25日、女性や子供を含む200人以上の遺体が見つかったと人権団体が明らかにした。政権側による虐殺の可能性があると伝えている。

 イギリスに拠点を置くシリアの人権団体によると、遺体が発見されたのはダマスカス南西部のダラヤで、インターネット上には、現場で撮影されたとされる映像が投稿されている。200人以上の遺体の中には女性や子供も含まれているということで、人権団体は政権側による虐殺が行われた可能性があると伝えている。

 ダラヤでは3日にわたって激しい戦闘が行われた後、25日までに政府軍が一帯を制圧したという。