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特許訴訟、サムスンに830億円賠償命令

2012年8月25日 13:16

 アメリカの「アップル」と韓国の「サムスン電子」がスマートフォンなどの特許をめぐって世界各地で争っている裁判で、アメリカの連邦地裁の陪審は24日、アップルの主張を認め、サムスンに約830億円の賠償を命じる評決を出した。

 この裁判は、スマートフォンやタブレット端末のデザインや技術をめぐり、アップルとサムスンのそれぞれが特許を侵害されたと主張し、争っているもの。カリフォルニア州連邦地裁の陪審は24日、アップルの主張をほぼ全面的に認め、サムスンに約830億円の賠償を命じる評決を出した。

 サムスン側は「消費者の選択肢を減らし、技術革新を妨げるものだ」として、控訴する考えを示している。

 同様の訴訟は世界各地で続いていて、日本でも31日に東京地裁で判断が下されることになっている。