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靖国参拝の2閣僚、あくまでも「私的参拝」

2012年8月15日 19:11
靖国参拝の2閣僚、あくまでも「私的参拝」

 67回目の「終戦の日」の15日、東京・千代田区の靖国神社を松原国家公安委員長と羽田国交相が参拝した。終戦の日に閣僚が参拝するのは民主党政権発足後、初めて。参拝した2人の閣僚は、あくまでも「私的参拝だ」と説明している。

 15日午前8時過ぎ、松原国家公安委員長は靖国神社を訪れ、民主党政権発足後、閣僚として初めて終戦の日に参拝した。また、羽田国交相も午前11時過ぎ、超党派の国会議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバー54人と共に参拝した。

 松原国家公安委員長「今回は私的な参拝ということであります。一人の日本人として自分の信条に従った行動をした」

 羽田国交相「先人の皆さんの尊い命の上に今の平和があると考えていて、私的に参拝させていただいた」

 靖国神社への参拝については、野田首相が先週、「野田内閣が発足した時に、首相・閣僚については、公式参拝は自粛するという方針を決めた」と述べていた。参拝した2人の閣僚は、あくまでも「私的参拝だ」と説明している。

 また、自民党・谷垣総裁や東京・石原都知事も参拝した。