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自民党、不信任案に賛成の7人に戒告処分

2012年8月13日 16:00
自民党、不信任案に賛成の7人に戒告処分

 自民党・石原幹事長は13日、9日の衆議院本会議で内閣不信任決議案の採決の際、党の方針に反して賛成票を投じた小泉進次郎議員ら7人を戒告処分にした。

 戒告処分を受けたのは、9日の衆議院本会議で国民の生活が第一などの野党が提出した内閣不信任決議案を採決した際、棄権することを決めた自民党の方針に反して賛成票を投じた中川元幹事長、塩崎元官房長官、小泉議員ら7人。戒告は、幹事長が行う4段階ある処分のうち2番目に軽いもの。

 小泉議員は「私一人の賛成票ではなく、地方の方々66人が賛同の声を上げてくれたことに対するけじめもある。そこで、賛成票を投じる以外は考えられないと。ただし、党員として、党の方針に背いたことに変わりないので、処分は重く受け止めます」と話した。