女性の平均寿命が世界2位に、1位は香港
26年連続で長寿世界一だった日本人女性の平均寿命が、香港に抜かれて27年ぶりに1位から転落したことがわかった。
厚労省によると、11年の日本人女性の平均寿命は2年連続で下がり、85.90歳となった。10年まで長寿世界一だったが、今回は香港に抜かれ、84年以来、27年ぶりに1位から転落した。3位はスペインの84.91歳。
下がった理由については、去年の東日本大震災の他、20歳代の自殺の増加、肺炎など呼吸器系の病気による死亡が増えていることが影響しているという。
また、男性の平均寿命も2年連続で下がって79.44歳となり、世界8番目の長寿となった。男女ともに2年連続で下がるのは47年の統計開始以来初めてだという。