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桜島・南岳が1年5か月ぶりに爆発

2012年7月25日 2:05
桜島・南岳が1年5か月ぶりに爆発

 24日夜、桜島・南岳が1年5か月ぶりに爆発し、鹿児島市街地が大量の降灰に見舞われた。桜島の火口周辺では噴火警戒レベルの3が継続している。

 24日午後7時15分、桜島の南岳が爆発した。鹿児島地方気象台によると、爆発当時は雲がかかっていたため噴煙の高さはわからないが、大きな噴石が4合目まで飛んだという。南岳の爆発は、去年2月7日以来、1年5か月ぶり。

 鹿児島読売テレビの情報カメラが捉えた映像では、火山灰が市街地方向に流れ、街が一気に暗くなる様子がわかる。

 大量の降灰に見舞われた鹿児島市では、駐車場の車に火山灰が積もり、道路は白線が見えないくらいだった。また、JR鹿児島中央駅発着の列車が運転を見合わせた他、桜島の南側を走る国道224号が通行止めになるなどの影響が出た。