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北京で観測史上最大の豪雨 10人死亡

2012年7月22日 22:21

 中国・北京では21日から22日朝にかけて豪雨が降り続き、少なくとも10人が死亡、61年間の観測史上最大の豪雨となった。

 北京では21日午前10時から22日未明にかけて大雨となり、国営・新華社は気象台関係者の話として、中心部では平均で215ミリ降ったと伝えている。1時間あたりの降水量などは明らかにされていないが、国営メディアは観測記録の残る61年間で「最も凶暴かつ長時間の大雨だった」などと報じている。

 また、国営・中国中央テレビによると、雷に打たれるなどして少なくとも10人が死亡、北京の空港を利用する530以上の便が欠航し、8万人以上が足止めされるなど、大混乱したという。