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日本のメダル増産に向け…後方支援施設公開

2012年7月18日 9:46
日本のメダル増産に向け…後方支援施設公開

 ロンドンオリンピックまであと9日となった17日、イギリス・ロンドンで、日本がメダル増産のために初めて設置した、選手たちを後方支援するための施設「マルチサポートハウス」が公開された。

 オリンピックでの導入は初めてとなるこの施設は、メーン会場があるオリンピックパークのすぐそばにオープンした。地元の多目的ホールを利用したもので、費用の総額は5億4000万円に上る。ここでは、疲労回復や試合の分析、日本の食事の提供など、選手が最後の調整を行えるよう、様々な配慮がなされている。

 中でも選手たちからリクエストが多かったというのが、高気圧酸素カプセルで、約1時間入ることで疲労回復の効果があるという。さらに、イギリスではまず見ることのないサウナまで設置されている。イギリスでつくった特注品だという。

 マルチサポートハウスは、文科省が進めるメダル増産プロジェクト「マルチサポート事業」の一環として運営される。