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激務が原因?首相に“ある変化”が…

2012年7月17日 19:32
激務が原因?首相に“ある変化”が…

 野田首相が政治生命をかけると宣言した消費税増税法案などの審議が、いよいよ18日から参議院でも本格的に始まる予定です。気の休まる間もない野田首相。その激務が原因なのか、ある変化が現れていました。

 7日の福島に引き続き、14日に被災地、岩手を訪れた野田首相。釜石市の漁港ではホタテが振る舞われました。同行者から「しょうゆとかないの?」との声が上がりますが…

 「いやもうこのままでもおいしいよ。潮の味が入ってる。うまいというか甘いというか、おいしいですね本当に」

 豪快にホタテを味わった野田首相。しかし、連日の激務のせいなのでしょうか。こんなところに変化が現れていました。12日の衆院予算委員会で、ある議員がこう声を掛けました。

 「総理、髪形変わったんですか?」

 それに対し野田首相は「え?そうですか?」と、答えました。

 すると、中井衆院予算委員長が…

 「(髪の毛が)薄くなった。苦労して苦労して、いじめられて」

 髪の毛が薄くなったと指摘されたのです。

 2011年8月の民主党代表選挙のときの野田首相は、今よりも髪の毛がフサフサしているように見えます。髪の毛に変化がみられた野田首相。今年、55歳になりました。

 一方、現在50歳の安住財務相はまだまだ余裕な様子です。衆院予算委員会では、ある議員が「(安住氏は髪が)まだあるんじゃないの」と言うと、安住財務相がこう答えていました。

 「いやいやそうじゃない。かなり半減してますよ」

 すると、中井衆院予算委員長が…

 「安住君はストレス感じない男だから」

 これに対して安住財務相がこう返します。

 「いえいえ、委員長に言われるとちょっと…」

 そして、にやりとしながら自民党・石破議員が一言。

 「答弁が楽しくなるよな」

 審議の合間の“髪の毛”談議でした。

 ところで、11日に新党『国民の生活が第一』を立ち上げた小沢一郎代表。12日には、各党に新党結成のあいさつ回りを行いました。しかし、時折顔をゆがめる小沢代表。イスに座り「あいててて…」。公明党・山口代表にあいさつした際も「うっ…あいててて…」と芳しくない様子。いったいどうしたのでしょうか?

 新党大地・新民主へあいさつに訪れると、松木謙公幹事長はこう声をかけました。

 「大丈夫ですか、腰は?」

 すると、小沢代表は。

 「きゅっとひねっちゃったの。しゃがんでこうしたときに…」

 なんと、しゃがんだ拍子に腰を痛めてしまったという小沢代表。とてもつらそうな様子です。

 そんな小沢代表が訪れた共産党の部屋。

 「あーおいしいね、ここのコーヒー。おれ、コーヒーめったに飲まないのにおいしい」

 コーヒーを飲んで上機嫌の小沢代表。志位委員長との思い出話にも花が咲きます。

 「何回目かな?あいさつ回りするの。2度目か3度目か」

 「ずいぶんたくさんあるよ。僕が最初、書記局長だったときは(小沢氏は)自民党の幹事長だった」

 「そうだったかなぁ。忘れちゃったよ、おれもう」

 「うちはもうずっと共産党やってる」

 「そろそろかえてもいいんじゃないの?」

 小沢氏にとって4度目となる新党旗揚げ。これが最後になるのでしょうか。

 18日から参議院で消費税増税法案などの審議が本格的に始まる予定です。梅雨も明け、いよいよ夏本番。国会でもあつーい議論が期待されます。