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震災がれき焼却処理施設が完成 宮城

2012年7月14日 21:55

 東日本大震災で発生した、宮城県の塩釜市、多賀城市、七ヶ浜町のがれきを焼却処理する県の施設が完成した。

 仙台市宮城野区港に完成した県の震災がれきの焼却処理施設では14日、関係者が焼却炉の火入れを行った。施設では、塩釜市、多賀城市、七ヶ浜町で発生した震災がれきのうち、45万7000トンを焼却処理する予定で、来年度末までの処理完了を目指す。

 宮城県環境生活部・佐々木源次長は「がれきの撤去が復興のまず第一歩だと思っていますので、どんどん頑張りたいと思っています」と話した。

 宮城県は、県内を4ブロックに分けて震災がれきの処理を進めていて、これで気仙沼ブロック以外で実際の処理が進められることになった。