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首相が岩手入り、震災復興へ新たな決意表明

2012年7月14日 18:53
首相が岩手入り、震災復興へ新たな決意表明

 野田首相は14日、東日本大震災で被災した岩手・釜石市や大槌町を視察し、「震災からの復興で、奇跡と言われるようにしたい」と復興への決意を示した。

 「『釜石の奇跡』は、これからの復旧・復興で、『釜石の奇跡』と言われるようにしたい」-釜石市の仮設住宅を視察した野田首相は、市内の小中学生が津波から逃れ、ほぼ全員が助かった「釜石の奇跡」を引き合いに、復興への決意を示した。

 また、商工業者などが、元々の借金に加え、震災からの復興のために新たな借金が生じる「二重ローン」問題について、今まで180日程度かかっていた借金を買い取るための審査期間を、半分の90日程度にする方針を示した。

 岩手県は新党を結成した小沢一郎氏の地元で、達増拓也県知事も新党への合流を表明しているが、野田首相は「これまで通り、しっかり協力連携していきたい」と述べた。