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上野動物園の赤ちゃんパンダ、肺炎で急死

2012年7月12日 4:24
上野動物園の赤ちゃんパンダ、肺炎で急死

 5日に生まれたばかりの東京・上野動物園のジャイアントパンダの赤ちゃんが11日、肺炎で急死した。

 上野動物園によると、赤ちゃんは10日、母親「シンシン」の元に戻され、11日午前6時半過ぎには鳴き声が確認されたが、午前7時30分、シンシンのおなかの上で、心臓が動いていない状態であおむけの姿勢になっていて、その後、死んでいるのが確認された。

 上野動物園は会見で、「母乳を飲む時に呼吸器(気管)に入って、結果、呼吸がうまくいかず、非常に残念だと思います」と述べた。また、「親子の健康状態が安定していたので、母親の元に赤ちゃんを戻した判断については、正しかったと思う」と述べている。

 上野動物園は12日、献花台を設ける予定。