五輪で新システム 競技記録を世界に配信!
オリンピック開幕を27日に控えたイギリス・ロンドンで3日、競技の記録などを測定し、世界に配信するシステムが公開された。
今回のオリンピックでは、競技会場などに約1万台のパソコンが配備され、フェンシングなど競技中の判定や記録の集計に使われる。オペレーションセンターは24時間稼働する予定で、送られたデータと選手の過去のデータを合わせて解析し、各国の解説者などに情報を提供するサービスも行う。
今回のオリンピックでは、チケット販売サイトにおけるシステムトラブルがあったが、この競技記録のシステムを統括するのは別の会社で、「停電や洪水などを想定したテストを行っており、あらゆる可能性に対処できる」としている。