７人が死亡した関越自動車道の高速バス事故で、観光庁は４日、ツアーを企画した旅行会社「ハーヴェストホールディングス」に対して５日から業務停止処分を行うことを決めた。

　観光庁は、事故を起こしたバス運行会社「陸援隊」に対して営業区域ではない東京都内からのツアーをあっせんするなど３項目の違反が見つかったとして、ハーヴェストホールディングスに５日から４７日間の業務停止処分を出した。

　違反について、ハーヴェスト側は先月に行われた聴聞会で、「業務停止処分の原因となるような事実はない」と反論し、処分しないよう求めていた。