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パブも設置…ロンドン五輪の選手村公開

2012年6月30日 20:41
パブも設置…ロンドン五輪の選手村公開

 オリンピック開幕まで1か月を切ったイギリス・ロンドンで29日、選手村の施設が公開された。世界各地の料理を提供する広い食堂や、イギリスらしいパブが設置されている。

 ロンドン東部にあるオリンピックパーク内に併設された選手村は7月16日にオープンし、期間中、選手や役員など最大で1万6000人が生活する。

 5000人が収容できる食堂では、すしなどの日本食も含め1300種類の料理が提供され、24時間営業される予定。

 イギリスらしいパブもあり、選手たちは映画や音楽を楽しんだり、ビリヤードなどに興じたりできる。しかし、オリンピック期間中に提供されるのはソフトドリンクだけだという。

 今回のオリンピックでは、環境への配慮などから大会終了後の施設の使い道も考慮され、宿泊設備はマンションとして売り出される。MRI(=磁気共鳴画像装置)などが配備され、救急にも対応する病院もあり、選手村は新たな街に生まれ変わることになる。