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防衛相がオスプレイ説明、宜野湾市長は反対

2012年6月30日 18:32
防衛相がオスプレイ説明、宜野湾市長は反対

 アメリカ政府から新型輸送機「MV22オスプレイ」の普天間基地への配備の正式通告を受け、森本防衛相は30日、沖縄県を訪問し、普天間基地がある宜野湾市の佐喜真市長に協力を求めた。

 森本防衛相は会談で、オスプレイの墜落事故について「機体には問題がない」とするアメリカ側の途中報告を説明した他、詳細な事故結果が出て、安全性が確認されるまでは、日本国内で飛行させないとする日米両政府の方針を伝え、協力を求めた。

 しかし、佐喜真市長はオスプレイの配備に反対した上で、「事故が起きた時に誰が責任を取るのか」などと強い口調で迫った。森本防衛相からは明確な答えはなく、佐喜真市長の理解を得られないまま、会談は平行線に終わった。