小沢氏 当面離党しない考えを明らかに
民主党・小沢元代表は26日午後5時半過ぎ、衆議院本会議で行われた消費税増税法案の採決で反対票を投じた後に記者会見し、当面は離党せず、党内にとどまる考えを明らかにした。
小沢氏「最後の努力をして、原点に返る、本来の民主党に返るということを、政府・党執行部に主張していきたいと思っている。ただ、総選挙もかなり近いことも予想されるので、いたずらに時間を経過するわけにはいきません」
小沢氏は、自らを支持する議員から今後の対応を一任されたことを明らかにした上で、離党については「最後の努力をした上で最終の結論を出したい」と述べるにとどまった。
また、野田首相との3度目の会談に応じる考えがあるかとの質問に対しては、「野田さんにその気持ちがあれば、いつでも応じたい」と話した。