×

福島・相馬市沖の魚介類 試験販売始まる

2012年6月25日 13:01
福島・相馬市沖の魚介類 試験販売始まる

 福島第一原発事故の影響で福島県沖での漁が自粛されていたが、22日に福島・相馬市沖で試験操業が行われて水揚げされた魚介類の試験販売が、25日から相馬市などで始まった。

 25日、相馬市のスーパーマーケット「ヨークベニマル」相馬黒木店では、特別に販売コーナーが設けられた。今回販売されるのは、相馬沖でとれた「ミズダコ」「ヤナギダコ」「ツブ貝」。漁協と、店側の放射性物質の検査は計3回行われ、いずれも「不検出」で漁協の証明書も掲示されている。試食も行われ、客は1年3か月ぶりの福島の魚介類を買っていた。

 25日は福島市でも試験販売が行われており、漁協は販売状況を見た上で首都圏などへの出荷も考えていくことにしている。