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てんかんなどの持病 申告しなければ罰則も

2012年5月31日 14:16
てんかんなどの持病 申告しなければ罰則も

 警察庁は、運転免許を更新する際、運転中に意識を失う症状のある持病を申告しなかった場合、罰則を与えることについて検討を始めた。

 去年4月、栃木・鹿沼市で6人の児童が死亡した交通事故では、てんかんの持病がある運転手が、症状を隠して運転免許の更新をしていたことがわかっている。

 こうした事故を受け、警察庁は、てんかんなどの持病で運転中に意識を失ったり、正常な運転ができなくなったりする症状がある人が、運転免許を更新する時に症状を申告しなかった場合、罰則を与えることについて検討を始めた。

 警察庁は、来年の道路交通法改正を視野に、来週から有識者による検討会議を開催する方針。