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「入れ墨」113人、「回答拒否」15人

2012年5月31日 13:48
「入れ墨」113人、「回答拒否」15人

 児童福祉施設の職員が入れ墨を見せていたことを受け、大阪市が職員に行った調査で「入れ墨をしている」と回答した職員は最終的に113人に上ったことがわかった。

 これは、大阪市が全職員3万3000人を対象に入れ墨の有無を調査したもので、最終的に「入れ墨をしている」と回答した職員は113人、回答を拒否したのは15人となった。

 市は、入れ墨をしている職員については配置転換を検討し、回答を拒否した職員は懲戒処分とする方針。

 大阪市・橋下市長は31日朝、「若い人たちがファッションで(入れ墨を)やる風潮があるのも承知しているが、公務員の組織でそういうことがあるのは、それが許容される社会ではないと思っている」と述べた。

 一方、調査の対象外となっていた大阪市教育委員会は31日、教職員が校長に自己申告する形で調査を行うことを決定した。処分などは行わず、児童に入れ墨が見えないよう指導するにとどまるという。