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中国大使館書記官問題 自民、調査団派遣へ

2012年5月31日 16:18
中国大使館書記官問題 自民、調査団派遣へ

 外国人登録法違反の疑いで出頭を求められた在日中国大使館の1等書記官が、農水省の輸出促進事業に関わっていたとされる問題で、自民党は31日、警察庁出身の平沢勝栄議員と稲田朋美議員ら3人を中国・北京に派遣し、事実関係を独自に調査することを決めた。

 この問題をめぐっては、筒井農水副大臣が1等書記官と農水省の副大臣室で面会したことを認めていることなどから、平沢議員らは、この1等書記官が農水省の事業にどのように関わっていたのか調査したい考え。

 1等書記官は、外国人登録法違反の疑いで警視庁に出頭を求められていた。自民党と公明党は今後、衆参両院の農水委員会などで、鹿野農水相と筒井副大臣に対し、事実関係をただしていく方針。