×

藤原新選手ら、英で“五輪コース試走”

2012年5月28日 10:28

 ロンドンオリンピックまであと2か月。現地のイギリス・ロンドンでは27日、オリンピックのマラソンとほぼ同じコースを使った10キロのロードレースが行われ、日本からは藤原新選手(30)と中本健太郎選手、尾崎好美選手、重友梨佐選手の4人の代表選手が出場した。

 オリンピックのマラソンは、市内の観光名所を回るコースだが、途中には細い曲がり角や石畳もあるため、難しいと言われている。今回のレースはそれとほぼ同じコースを使うため、感触をつかむには絶好の機会となった。

 藤原選手は途中、取材用の車両と接触しそうになるというハプニングもあったが、29分24秒の2位でゴールした。藤原選手は「あれ(石畳)が42キロ続くなら問題だが、100メートルちょっとだから我慢すればいい」と話している。また、初めてのイギリスで食生活もチェックしたいとしていたが、地元料理も気に入ったという。

 ロンドンオリンピックのマラソンは、女子は8月5日、男子は最終日の8月12日に行われる予定。