２２日、東京の新名所「東京スカイツリー」（東京・墨田区）がオープンし、正午から展望台で一般客の入場が始まった。

　２２日午前１１時頃、展望台初の来場者として、スカイツリーの名付け親の一人、中沢歩さんが親子で到着した。

　中沢さん「ずっと楽しみにしていたので感動的でした。幸せの一言です。ありがとうございました」

　中沢さんの息子「（友達に）『一番に乗るんだぜ』って言いました。『きれいだったよ』って言いたいです」

　また、開業を祝って駆けつけた名誉区民でプロ野球「福岡ソフトバンクホークス」会長・王貞治さんも感動した様子で、「故郷にこんな立派な世界一のスカイツリーができて誇らしく思う」と話した。

　スカイツリーの入場口付近では、午前１０時半から、区長や公式キャラクター・ソラカラちゃんらが参加して開場式が行われた。

　展望台「天望デッキ」への個人入場券は７月１０日まで完全予約制となっており、すでに完売しているが、スカイツリー周辺ではオープンを待ちきれずに朝早くから５０００人もの人が列を作った。