２２日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日比９５円４０銭高い８７２９円２９銭。

　前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は７営業日ぶりに上昇し、取引を終えた。このアメリカの株高と、円高傾向が一服していることが好感され、２２日の東京株式市場では、主力株や輸出関連株を中心に幅広い銘柄で買い注文が入った。

　日経平均株価の上げ幅は一時、１００円を超える場面もあったが、ギリシャ情勢の先行きに対する警戒感は依然強く、また、日本銀行の金融政策決定会合の結果の公表を２３日に控え、内容を見極めたいとの思惑から大引けにかけてはやや伸び悩んだ。

　東証１部の売買代金は概算で９１７４億円と１兆円を割り、売買高は概算で１５億１９２１万株にとどまった。