群馬県、毎日水質調査実施へ 化学物質検出
利根川水系の浄水場で化学物質・ホルムアルデヒドが検出された問題で、群馬県は、20日から毎日、水質調査を行う。
水質調査が行われているのは群馬県内の4河川の5地点で、20日から毎日1回、ホルムアルデヒドの測定を行う。汚染源の調査は群馬県の烏川などを中心に行われているが、20日の検査でも異常は見つかっておらず、汚染源は特定できていない。
一方、東京都が埼玉・三郷市に設置している三郷浄水場でも20日未明、基準をやや上回るホルムアルデヒドが検出された。東京都は念のため送水を止めたが、他の浄水場からも供給されるため断水などの影響は出ていない。
また、千葉県内で住民生活に影響が出ていた断水も、20日朝までに解消されている。