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五輪聖火、英国に到着 ベッカム選手も登場

2012年5月19日 10:09

 ロンドンオリンピックまであと70日となった。18日には聖火が開催地のイギリスに到着した。サッカーのデビッド・ベッカム選手も登場、その様子がテレビで生中継されるなど、現地では本番ムードが高まっている。

 ギリシャ・アテネから運ばれた聖火は18日、ゴールドに彩られたエアバス機で、イギリス西部にある海軍の航空基地に到着した。到着時間は現地の夜のゴールデンタイムに設定され、国営放送は生中継の特別番組を編成、その様子をイギリス全土に伝えた。

 ロンドンオリンピック組織委員会のコー会長「10年かけて準備してここまで来た。ほっとすると同時に興奮している。同時に、新たな残り70日の始まりだ」

 聖火は19日朝に、海軍のヘリコプターでイギリス本島西端「ランズエンド」に運ばれ、いよいよ聖火リレーがスタートする。国民の95%が1時間以内に見に来ることができるというコース設定で、7月27日の開幕式まで8000人のランナーが70日間かけて国内を回る予定。