ロボット技術応用 ホンダが電動一輪車発表
自動車メーカー「ホンダ」は15日午前、東京・江東区で、ロボット技術を応用した1人乗りの電動一輪車「UNI-CUB(ユニカブ)」を発表した。
この電動一輪車は、人型ロボット「ASIMO(アシモ)」など、ロボット研究で得たバランスコントロールの技術などを応用して、体を動かして、重心の置き方を変えるだけで、速度の調整や方向転換ができるようにしている。歩いている人と一緒に移動しても、危険性や違和感がないよう最高時速は6キロで、1回の充電で最高約6キロ移動できる。
長距離移動による疲れを減らすことなどを目的にしていて、将来的には、空港やショッピングモールなど大型施設での活用を考えている。
来月から江東区の日本科学未来館で実証実験を行う。