×

三重県と岩手県、がれき受け入れで確認書

2012年4月27日 21:05
三重県と岩手県、がれき受け入れで確認書

 三重県は27日、東日本大震災で発生した岩手県内のがれきの受け入れに向けて、安全の確保などについての確認書を岩手県と取り交わした。

 確認書の取り交わしは岩手県庁で行われ、岩手・達増拓也県知事と三重・鈴木英敬県知事が書面に署名した。「三重県は、対応できる市と町ががれきの広域処理に協力する」という内容で、三重県の市長会や町村会と20日に合意している。確認書では、受け入れるがれきは木くずなどの可燃物とすることや、がれきを引き渡すまでは岩手県が安全性の確保について責任を負うことなどが盛り込まれた。

 この後、鈴木知事は、岩手・宮古市内のがれきの仮置き場を視察した。三重県は27日、宮城県ともがれきの受け入れに向けた確認書を取り交わしていて、確認された内容を基に三重県内の自治体と受け入れに向けた協議を進めることにしている。