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日経平均9520円89銭 27日終値

2012年4月27日 18:02
日経平均9520円89銭 27日終値

 27日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日比40円94銭安い9520円89銭だった。

 27日朝の東京株式市場は、前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価の上昇を受け、日経平均株価は小幅に値を上げて取引が開始された。午前は、日銀の金融政策決定会合の内容を見極めようとする動きが強く、前日の終値を挟んでの小幅な値動きとなった。金融政策決定会合で追加金融緩和の決定が発表されると、日経平均株価は上げ幅を拡大、外国為替市場で円が一時売られたこともプラス材料となり、株価は約130円値を上げる場面も見られた。

 しかし、買い注文が一巡した後は好材料の出尽くし感が広がり、円が再び買われると目先の利益を確定するための売り注文が優勢となった。大型連休前の週末とあって、緩和内容に対する海外の株式市場の反応を見極めたいとの様子見ムードも強まり、日経平均株価は結局、値を下げたまま27日の取引を終えた。

 東証1部の売買代金は概算で1兆4929億円、売買高は21億8928万株。