ロンドンオリンピック男子マラソンのカンボジア代表に内定したものの、出場が危ぶまれているお笑いタレント・猫ひろしさんのライバルが２０日、ＮＮＮの取材に応じ、「私は猫よりも速いんだ」などと代表入りに自信を示した。

　ヘム・ブンティン選手は、１５日のパリマラソンで猫さんの自己ベストを約７分上回った。国際陸連が猫さんの出場資格について疑問を呈していることから、ブンティン選手は「自分より速く走ることができる人はカンボジアにはいない」と述べ、オリンピック出場を目指す考えを示した。

　一方で、カンボジアのオリンピック委員会は先週、ＮＮＮに対し、「ブンティン選手はナショナルチームの一員ではない」と述べ、猫さんを代表とする方針に変わりはないとしている。