１８日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日比２０２円５５銭高い９６６７円２６銭と、３営業日ぶりに９６００円台を回復した。

　前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が大きく上昇した流れを引き継ぎ、１８日朝の東京株式市場は幅広い銘柄に買い注文が先行した。外国為替市場で、円がドルやユーロに対して売られていることがプラス材料となるなど、主力株はほぼ全面高となり、中でも自動車など輸出関連株への買い注文が目立った。午後になると、中国・上海株式市場をはじめ、アジアの株式市場で株価が軒並み上昇していることが追い風となり、日経平均株価はさらに上げ幅を拡大させた。

　東証１部の売買代金は概算で１兆８５１億円と３営業日ぶりに１兆円を上回った。売買高は概算で１６億７４５６万株。