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凍結の高速4車線化事業、再開へ 国交省

2012年4月6日 14:12
凍結の高速4車線化事業、再開へ 国交省

 国交省は6日、民主党政権が09年に凍結した6区間の高速道路の4車線化事業を再開すると発表した。

 4車線化の事業は、民主党政権の「コンクリートから人へ」というスローガンの下に凍結されていた上信越道、館山道、東海北陸道、阪和道、高松道、長崎道の6区間(約180キロ)で再開される。約3500億円の事業費が見込まれているが、国費は投入せず、それぞれの高速道路会社が料金収入から負担するという。

 事業の再開について、国交省は、渋滞の緩和や災害時の物流ネットワークを確保するためとしていて、今月中旬にも事業認可を行いたい考え。

 また、中央道の小仏トンネル付近や東名高速の大和トンネル付近についても、今年度から渋滞解消に向けた調査を行い、整備を進める方針。