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「イエローキャブ」新型車両を公開 日産製

2012年4月4日 11:49
「イエローキャブ」新型車両を公開 日産製

 アメリカ・ニューヨーク名物のタクシー「イエローキャブ」の新型車両が3日、公開された。採用されたのは「日産自動車」製だった。

 新型車両は、摩天楼を満喫できるよう天井はガラス張りになっていて、足元は従来のタクシーより広くなっている。また、狭い場所でも乗り降りがしやすいようにスライドドアが採用され、パソコンや携帯電話を充電するための電源もある。

 カルロス・ゴーン社長は「ニューヨークの街角という最もエキサイティングなショールームで、私たちのブランドや車を紹介する機会を得ました」と述べた。

 現在は9メーカーのものが走っているが、ニューヨーク市では、車種を統一し、環境に優しいものにするために新型車を公募。去年、「フォード」などを抑えて日産が選ばれた。来年から順次入れ替え、18年には1万3000台のイエローキャブが全て日産車になる予定。