３０日の東京株式市場で、日経平均株価は３日連続で値を下げ、４日ぶりに１万１００円を割り込んだ。終値は前日比３１円２３銭安い１万８３円５６銭だった。

　前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価が値を下げたことや、外国為替市場でドルやユーロに対して再び円が買われていることなどから、輸出関連株を中心に売り注文が広がった。一方で、企業の業績回復への期待から内需関連株の一部などには買い注文も入った。

　東証１部の売買代金は概算で１兆２６８２億円、売買高は概算で１８億８６０２万株。