イラン 6か国との核問題協議、4月再開か
イランの核問題をめぐる欧米各国とイランの協議が、来月13日に開かれる見通しとなった。去年1月に中断して以来、約1年3か月ぶりに再開することになる。
イランメディアによると、イラン・サレヒ外相は28日、国連の安保理常任理事国にドイツを加えた6か国とイランの協議が、来月13日に行われるとの見通しを明らかにした。場所に関しては近く決まるとしているが、イラン側はトルコでの開催を求めている。
欧米各国は、核兵器開発に関わる実験が行われた疑いがもたれている軍事施設への立ち入り調査などを求めており、協議ではこうした点も焦点になりそうだ。
イランの核施設に対し、イスラエルが単独攻撃も辞さない構えを見せる中、紛争回避に向けた激しい駆け引きの場となりそうだ。