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介護福祉士試験 外国人36人が合格

2012年3月28日 19:30
介護福祉士試験 外国人36人が合格

 28日、介護福祉士国家試験の合格発表が行われた。今回は、EPA(=経済連携協定)で来日した外国人95人が初めて国家試験に挑み、36人が合格した。

 介護福祉士国家試験の合格発表は厚労省やインターネット上で行われ、受験した13万7961人のうち8万8190人が合格、合格率は63.9%だった。EPAで来日し、初めて国家試験を受けたインドネシア人94人とフィリピン人1人のうち合格者はインドネシア人35人とフィリピン人1人で、合格率は37.9%だった。

 EPAでは、4年間の滞在中に国家試験に合格しないと帰国することになっている。しかし、日本政府は、国家試験で一定の成績を収めれば、1年間、滞在を延長することを決めている。また、試験時間の延長や、全ての漢字にふりがなをつけるなどの改善も検討している。